お問い合わせ
前の記事   次の記事
イベント・講演会 / 2010.10.11 21:10:57掲載
NHKハートフォーラムのご報告
 10月9日(土)午後1時から、熊本市のパレアホールにて、NHKハートフォーラム「あなたのとなりの自閉症 ~共に暮らす社会をめざして~」が開催されました。
 前日から続いた雨も開始時刻の頃には晴れ間が見え始め、約350名もの方々が参加され、おかげ様で会場は満席となりました。皆様、誠にありがとうございました。
 第一部では、田中康雄教授から「自閉症児(Autistic child)との出会いから その人(Child with Autism)との生活へ」と題した基調講演をお話しいただきました。教授ならではの穏やかでユニークな語り口に会場全体が笑顔となり、自閉症児者に「大丈夫だよ」と安心を提供することの大切さを話された際には、多くの方々が共感の涙を流されていました。
 続く第二部は、県内で実際に自閉症児者と関わっている3名のパネリストが、それぞれ違った立場から、当事者や関係者との関わりの難しさや乗り越えていった体験談などを具体的に報告。コーディネーターの菊池准教授からは「一人ひとりが、自分には何ができるのか、を考えるきっかけに」との提案がありました。

 今回ご参加いただいた全ての皆様に感謝申し上げますとともに、受付締切後にご応募いただき残念ながらお断り申し上げた方々には、改めてお詫び申し上げます。
 今回のフォーラムを企画するにあたり、私たち熊本県自閉症協会の願いは「できるだけ、これまで自閉症児者と関わった経験のない人たち、特に若い世代の皆さんにこそ、多く参加してもらいたい。そして、自閉症児者への理解と支援の輪をもっと拡げていきたい」というものでした。当日の会場を見ましても、従来の講演会に較べてかなり多くの若い人たちの参加が目立ったように思われます。このフォーラムが、次代を担う人たちの“裾野”を拡げるスタートとなり、“共に暮らす社会”の実現に向かって、彼らも一緒に踏み出していくきっかけになってくれたものと確信しています。
 最後になりましたが、この企画を共催いただきましたNHK厚生文化事業団九州支局、NHK熊本放送局に深く感謝申し上げます。
 熊本県自閉症協会は、これからも様々な会員ニーズにお応えできるよう、各種セミナーや講演会などを企画してまいりますが、なにより、会員一人ひとりの「声」と「汗」が協会のエネルギーとなります。今後とも協会活動に皆様のご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。